「第13回競基弘賞受賞式」開催報告

「第十三回竸基弘賞授賞式及び記念講演」開催報告

国際レスキューシステム研究機構は、2018年1月16日(火)午後 23年前の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた地である神戸市長田で「第十三回竸基弘賞授賞式」を執り行いました。

今回は、早稲田大学の橋本健二氏が、第13回竸基弘賞学術業績賞を受賞されました。 橋本氏は 「多様な移動方式が可能な災害対応脚型ロボットに関する研究」により次世代防災技術・レスキューシステムの研究開発において顕著な功績が認められ受賞となりました。

(写真左:橋本氏の表彰)(写真右:右から叔父憲一氏、母恵美子さん、松野副会長、高森理事、油田氏、橋本氏、鈴森氏、田所会長)

学術業績賞は副賞10万円と表彰状、そして記念トロフィー( アート・グラス・クラブ 制作)が、それぞれ選考委員の先生方により授与されました。

また、学生等の若い世代を対象とした奨励賞を紹介を行いました。ロボカップジュニアIRS賞受賞は、「Intergrated Circuit」の金廣理央さん、西澤英志さん、矢頭華蓮さん。レスキューロボットコンテスト奨励賞受賞は、近畿大学 ロボット工作研究会「レスキューHOT君」。 

レスキュー工学奨励賞受賞は、藤田政弘氏(東北大学大学院)。IEEE RSJ IROS 2017 Best Paper Award on Safety Security and Rescue Robotics in memory of Motohiro Kisoiは、鈴森康一氏(東京工業大学)、武市将氏((株)本田技術研究所)、遠藤玄氏(東京工業大学)、難波江裕之氏(東京工業大学)。本日は再度改め奨励賞の授与式を行ないました。

特別賞学術技術貢献賞は、油田信一氏(筑波大学 名誉教授/芝浦工業大学)。それぞれの受賞者がプレゼンテーションを行いました。

最後に、学術業績賞受賞者 橋本氏による受賞テーマについての講演が行われました。

(写真左:橋本氏の講演 右:後列左から、土井氏、田所会長、「Intergrated Circuit」メンター中島氏、「レスキューHOT君」伊藤氏、藤田氏、松野副会長 前列左から:油田氏、叔父憲一氏、母恵美子さん、橋本氏、鈴森氏、高森理事)

レスキューロボット・システムの研究開発においてその実績が高く評価された橋本氏、また未来のレスキューロボット開発への貢献が期待される奨励賞受賞者達に対し、会場からは温かな拍手が送られ閉会となりました。